熟練の技術者が「Rz0.1μm」
まで超鏡面仕上げを施します
ラップ加工とは、工業用としては超精密部品の最終仕上げ工程で行われ、工作物とラップ工具の間にラップ剤を介入させ表面を0.1μm単位でわずかに削り取る仕上げ加工法です。
通常の研磨面よりもさらに上の面粗度を得られるため、摺動面の耐摩耗向上によく用いられる技術ですがマスターゲージの作製から、精密検査装置、精密検査治具の最終組立調整、他社で製作されたNG品の修正など、シュリーマンの製品には欠かせない技術となります。
内外径ラップ、平面ラップ、共に対応可能ですのでお気軽にお問合せください。
納期が早い
シュリーマン株式会社では、短納期で「ラップ加工」の対応が可能です。他社で1〜2ヶ月の納期のところ、その半分の納期で対応することができます。納期ではどこにも負けない自信がありますので、お急ぎの場合にも是非ご相談ください。
精度が担保できる
神奈川県で1台しかないと言われている、測定器(万能測長機・ULM01-600C)の取り扱いがあります。そのため、高精度で「ラップ加工」を施すだけではなく、しっかり規格に適合しているか測定を行うところまで責任を持って対応いたします。
形状・面粗度問わず対応
シュリーマン株式会社の「ラップ加工」は異形状・平面問わず様々な形状に対応しています。また、ご依頼いただくサイズも2mm〜150mmまで幅広い大きさに対応しています。湿式ラッピング、乾式ラッピングなどワークに合わせて適切な方法で加工を行います。
ラップ加工の対応範囲
形状 | ・2mm〜150mmまで ・円筒/平面 |
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素材 | ・鉄 └SKS3 └SKD11 └超硬材 ※その他素材もご相談ください |
ロット | ・1〜100個 |
加工精度 | ・1/1,000mm~1/10,000mm |
こんな業種に導入いただいています
自動車
電子機器
航空・宇宙
医療
印刷機
食品
治具設計・製造の導入事例
匠ブロック
日々数μm単位での最終調整を行っている弊社の匠、製造部長の工藤が我が社の技術力をご覧いただく為に作製した「匠ブロック」です。ワイヤーカットにてオスメス別々に作製し、ラップ加工にてそれぞれのパーツのクリアランスを調整し、隙間を限り無く0に近い状態であり、なおかつ指で軽く押す程度でもスムーズに動くよう調整致しました。
通常行われるラップ加工の円筒形状や平面形状と違い、『匠』という複雑な形状のため、どこが干渉しているかをその都度確かめながら、全てハンドラップ加工にて調整し、丹精込めて作り上げました。動画にてこの完成度が確認できると思います。→詳細はこちらから
ラップ加工導入の流れ
「ラップ加工」についてお電話もしくはメールフォームにてお問合せください。
専門のスタッフが対応させていただきます。
ご希望の仕様のヒアリングをさせていただきます。
仕様・図面が決まっていない…という場合でも、達成したい目的をお伺いさせていただき、技術者を交えて適切な仕様をご相談いただく事も可能です。
当社の技術者で、どのようなソリューションがご提案できるか構想します。
この時点で、現状いただいているご要望が実現可能か、また実現が難しい場合には他の方法がないか思索します。
ご希望にあわせてお見積りを作成させていただき、提案させていただきます。
ご納得いただけるまで、何度でもご質問をいただく事が可能です。
ご納得いただけましたら正式にご発注いただきます。
決まった仕様に合わせて、ラップ加工を施していきます。
納期についてもお急ぎの場合にはご相談いただければ迅速に対応いたします。
シュリーマン株式会社で保有している検査装置で、品質の確保のために検査を行います。
当社で保有している検査装置はこちらからご確認いただけます。
納期にあわせて納品させていただきます。
納品後にお困りの事等ございましたら、担当までお気軽にお問合せください。